エンシュアゼリーの作り方

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用意するもの

  1. エンシュアリキッド(250ml)
  2. 市販の粉末ゼラチン
  3. 計量カップ(透明な物がお勧め)
  4. スプーンなど
  5. 小分け用の密閉容器

つくりかた

  1. エンシュアはあらかじめ室温にしておきます。余り温度が低いと均一にならない可能性があります。
  2. 市販の粉末の小分けパックのゼラチンの場合はゼラチン 5g に対し 250cc の物が多いので、この割合で作ります。
  3. 乾燥した計量カップに先に粉末ゼラチンを入れます。カップが濡れていたり先にエンシュアを入れるとダマになりやすいので注意。
  4. エンシュアを垂らすように 50cc ほど入れて、軽く全体が均一になるくらいに混ぜます。この時点ではゼラチンの粉末がざらついていても大丈夫です。
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  5. 電子レンジに入れて加熱します。家庭用のレンジの場合だと10秒過ぎでカップの壁に付いたゼラチンが解けてゆくのが分かると思いますので、そこでレンジから出します。
  6. この状態で60〜70度なのでカップを揺すると気持ちよく溶けて行くはずです。ざらつきが残っているようだったら数秒ずつ加熱して様子を見てください。
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  7. 直火で加熱する場合も同じように 50cc ほどを弱火で前もって良く溶かしますが、沸騰させないように注意が必要です。沸騰するとゼラチンは固まりにくくなります
  8. 残りのエンシュアをカップに入れてよくかき混ぜます。しっかりと混ぜますが泡が立たない程度にしてください。泡が立つと冷えた時の見栄えが悪くなります。
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  9. 最後にカップの底を見て、固まりが無い事を確認してから小分け容器に移します。冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。小さな泡がある場合はこの時にスプーンなどで取り除いてください。
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  10. 最初の 50cc にいかに良く溶かすかがポイントです。ここで溶け切れないと二度と溶けません。気持ちよく溶けないのは温度が低すぎる場合ですので、もう少し加熱してください。

気になる事

  1. 全量を加熱しないのは、エンシュアの成分を壊したくない為です。全量を加熱すると温度を上げすぎたりして、毎回出来上がりの固さが変わることがあるようです。
  2. 私が普通に家庭の台所で作ったゼリーを冷蔵庫に放置してみたところ、二週間を過ぎるまでカビは発生しませんでした。熱を入れていないためにすぐにカビが発生すると予想していましたが、意外と大丈夫でした。とはいえ、通常は一日分ずつ作っています。これはあくまでもテストです。長期間放置したものを食べないで下さい。お約束ですが自己責任でお願いします。
  3. 私はこの方法で市販のジュース類や、自分で絞った果汁などもゼリーにしています。刻んだ果肉を混ぜても美味しく出来ます。あれこれと工夫してみてください。ブランディーなどを混ぜると大人向けのデザートになります。